各種工事

ウレタン防水
液体状のウレタン樹脂を塗り重ねることで水の侵入を防ぐ、防水工事の中では最もスタンダードな方法です。複雑な形状にも対応できるほか、防水層が軽いため建物への負担も比較的少なく、紫外線劣化を防ぐ効果もあります。

塩ビシート防水
塩化ビニール製のシートを固定し、水の侵入を防ぎます。既存の防水層をはがす必要がなく、短期間で広範囲に施工できる手軽さはありますが、複雑な形状には対応できなかったり、衝撃に弱いといったデメリットもあります。

FRP防水
FRP(繊維強化プラスチック)のシートを敷き、その上からポリエステル樹脂を塗布して防水層を作る工事です。軽量で強靭なうえに工期が短く、高い防水性を発揮します。耐熱性、耐食性、耐候性などにも優れています。

アスファルト防水
防水工事用のアスファルトに防水シートを張り合わせていく工法です。密着性・耐久性・防水性に優れており、ビル・マンションの屋上、一般住宅の屋根など、平面状の箇所に多く採用されています。

シーリング防水 外壁ボードのつなぎ目や外壁とサッシの隙間などに、シーリングという弾力性のある素材を補填することで防水機能を発揮します。シーリング材は時間と共に劣化していくため、7年~10年程度で補修が必要になります。